こんにちわ、はるです。
梅雨の時期と言うイメージの紫陽花(あじさい)ですが、
たいていの花は、太陽に下で照らされているときが一番美しいものですが、
梅雨の季節に咲く紫陽花は、雨にぬれている姿も美しい素敵な花ですね。
雨の日の憂鬱がふきとびますね。
そんな紫陽花ですが、みなさんは花の色が何色あるか知っていますか?
赤色がありますね。
青色もありますし
紫色、緑色、白色もあります。
基本的な色で言うとこのくらいを思い浮かべることが多いでしょう。
紫陽花は色々な色がありますが途中で色が変わったり、
同じ株から異なる色の花が咲くということがあります。
咲き始めてから、いろいろな色に変化する紫陽花ですが、なぜ色が変化するのでしょうか。
紫陽花の色の変化をよく知ってより紫陽花の色を狙っていけるようにしましょう。
紫陽花の花色が変化する原理は紫陽花自身の種類と育つ環境にあります。
なぜ紫陽花の色が変化するのかをご紹介します。
紫陽花の品種ってどれくらいあるの?
紫陽花の原産国は日本です。
日本固有の品種「がくあじさい」が原種としてありここから様々な品種へとひろがっていきました。
ちなみに、私たちがよくみかけるのは「西洋あじさい」という品種です。
色の濃い花や薄い花、形などから大きく分けてその種類は50種類ほどあるといわれております。
ですが人気の花なので独自に改良された品種も加えると数が多すぎて数えきれないほどあります。
紫陽花の色が変化する環境とは?
あじさいの花によって、色が違うのは、3つの要素が関係しています。
まずは、土の性質の違い(酸性とアルカリ性)によるものです。
次に、「アントシアニン」(ブルーベリーに多く含まれています)と「補助色素」と言われる色素によるものです。
「アントシアニン」と「補助色素」は、あじさいの花の中に含まれているものです。
そして、最後の一つは金属の「アルミニウム」が関係しています。
花の色にアルミニウムが関係しているなんて意外ですよね。
◎紫陽花が持っているアントシアニン系色素
◎土中から吸収するアルミニウムの量
この2つの兼ね合いで、紫陽花の色が赤になったり青になったりします。
アントシヤニンが土に含まれるアルミニウムと結合して色が変化します。
アルミニウムは土の中にあるのですが、
土が酸性ですとアルミニウムはよりとけて根から吸収しやすくなります。
そうするとあじさいの花の色は、青色になります。
一方、土が中性やアルカリ性ですと、アルミニウムが溶けにくく、
根から吸収されにくくなっています。
そうすると、あじさいの花の色は、赤色になります。
アルミニウムと多く結合することで青系になりやすく逆に少ないと赤系になりやすいということです。
アルミニウムの結合次第で色が濃さも変わります。
つまり、、
土の状態次第で色が決まってくるのです。
しかしながら、品種によっては青になりにくいものもあります。
では、同じ株から、伸びた枝と枝に違う色の花が咲いているのは、なぜでしょうか。
それは、紫陽花に限らず植物の根は結構広がっていたりします。
ある紫陽花の根の1本が広がっていった先が、酸性の土でアルミニウムを良く吸収していて、
一方、反対側の根では、伸びていった先の土が、アルカリ性でアルミニウムは吸収されなかったとします。
そうなると、アルミニウムが良く吸い上げられた枝の花は、青系色で、
アルミニウムがあまり吸い上げられていない枝の花は、赤系色になるということです。
ちなみに、紫色になるのは、その中間の状態です。
| 土壌 | 土の中のアルミニウム | 紫陽花の色 |
| 酸性 | 吸収しやすい | 青系 |
| 中性〜弱アルカリ性 | 吸収しにくい | 赤系 |
土壌が酸性かアルカリ性かによって紫陽花の色が変わると憶えておけばいいですね。
・白い紫陽花(あじさい)について
白い紫陽花は他の色と少し理由が違います。
白い理由としては色素である「アントシヤニン」がないということです。
色が変化するのに色素が無いから変わらず白いままということになります。
ですから土に影響されること無く白いということになります。
自分好みに紫陽花の色は変えれる?
色を変化させたいのなら土を酸性かアルカリ性に調整する事が必要になります。
しかし、外にある土を変えていくのは土壌や雨などの条件で容易に変化するので難しいです。
ですからやるならベランダなどで鉢やプランターなど市販の土を使う方法によって手軽にできます。
まず知っておきたいことは、PH値です。
PH値とは、水素イオン濃度の「中性」「酸性」「アルカリ性」を14段階で表す値のことです。
中性が7、小さくなるほど強い酸性で、大きくなるほど強いアルカリ性です。
PH値を知るためには計測器を使うことで値を知ることができます。
値段は3,000円ほどで買うことができます。
前記したように紫陽花の品種によっては変わりやすさが違い変化しにくいものもありますが、
土壌のHP値を知ることで思った色を狙いやすくなります。
狙い通りに色をならないくても紫陽花に違いがあることを知っておきましょう。
もちろん、紫陽花の株によって元々の色はあります。
しかし、例えばもともとは赤系の紫陽花を酸性の土壌に植えた場合、
土中のアルミニウムを吸収するためアントシアニンと反応して、青が入ってしまい紫っぽい花の色になります。
反対に、もともと青系の紫陽花を、中性〜弱アルカリ性の土壌に植えると、赤が入って紫っぽくなります。
| もとの花の色 | 土壌 | 花の色 |
| 青系 | 酸性 | 青系 |
| 中性〜弱アルカリ性 | 紫っぽい | |
| 赤系 | 酸性 | 紫っぽい |
| 中性〜弱アルカリ性 | 赤系 |
◎青系紫陽花を綺麗により青く咲かせたい → 土を酸性にする
◎赤系の紫陽花を綺麗により赤く咲かせたい → 土を中性〜弱アルカリ性にする
・酸性に傾ける
土の酸度を酸性に傾けるためには、鹿沼土やピートモスを加えるのがお勧めです。
どちらも酸性に傾きやすくなる素材ですが、性質が少しだけ違うので注意します。
鹿沼土は水はけが良くなり、ピートモスは水もちが良くなります。
アジサイの場合、少し水もちの良い土を好みますが、それにも限度があります。
ピートモスを大量に使った土は、水もちは良くなるものの、
水はけが極端に悪くなるため、根の生育が悪くなることがあります。
反対に鹿沼土を大量に使った土にすると、水はけが良くなりすぎて、
ほとんど水が通過するだけになってしまいます。
鹿沼土とピートモスの両方をバランスよく加えることが大切です。
また、土を酸性に傾ける成分が含まれた肥料を与えるようにします。
市販品の肥料の中にも、青いアジサイ用の肥料があるので、探してみましょう。
・アルカリ性に傾ける
アルカリ性の土を作る場合は、
鹿沼土やピートモスのような酸性の素材を使わないようにし、
赤玉土や腐葉土を混ぜて土を作り、苦土石灰を混ぜます。
あるいは、アルカリ性に傾ける成分の入った肥料を使うようにします。
赤いアジサイ用の肥料が市販されているので、それを使うのが確実です。
まとめ
このように、紫陽花の色を変えたい場合は、土壌の環境を変えてやればいいので、
簡単にトライできそうですね。
但し、何度もいいますが、あまり影響されず元々の花色で咲く品種などもあります。
紫陽花の株を見て品種を判断することは容易ではないですし、
また、土壌の状態もいろいろですので、完璧にコントロールするのは難しいということを念頭に
気負わずに気軽にやってみるくらいがいいのではないでしょうか。


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